中小企業診断士の資格

中小企業診断士 国家資格
中小企業診断士協会 中小企業診断士は、コンサルタントという専門的な立場から、企業の経営や事業運営の課題解決支援を行う国家資格です。経営に課題を抱える会社だけでなく、売上アップや事業拡大を図ろうと考える会社、ベンチャー企業などを含む中小企業を診断し、支援します。昨今は国の政策を活用して、中小企業を支援する役割も求められています。
人気度ランク4 難易度ランク4 専門性ランク4 独立向きランク4
年間受験者数 16,224人 *註1 所要勉強時間
(目安)
1,000~1,300時間
年間合格者数 1,185人 *註1 資格登録者総数 18,063人 *註2
合格率 7.3% *註1
(1次19.8%・2次24.3%)
平均年収
(目安)
650~800万円 *註3
*註1)2014年度試験実績。合格数は2次試験合格者、*註2)2010年度中小企業庁調べ、*註3)J-Net21調査

こんな方にオススメの資格

  • 広くビジネススキルを身につけたい方
  • 経営コンサルタントとして活躍したい方

「中小企業診断士」資格に関する需要

日本には法人が200万社ありますが、コンサルタントを利用しているのは約6万社(3%)で、
そのほとんどが大企業です。
グローバル競争激化・商品ライフサイクルの短命化・高齢化の進展など経営環境が激変する中、
今後の日本の持続的競争力を担う99%の中小企業に対する経営サポートの潜在的ニーズは大きく、中小企業のコンサルタントが求められています。

 

仕事のやりがい

  • 業務独占分野はありませんが、経済産業省認定の国家資格である性質上、商工会議所・
    中小企業診断士協会と連携した公的機関の仕事もあります。
  • 「見る=企業診断・支援」「書く=本や雑誌の投稿」「話す=講演・セミナー」
    3つの主な仕事のバランスのとり方は人それぞれのようです。
  • 経営コンサルティングといっても、経営・財務・製造・営業・マーケティング・人事ほか対象範囲が広いため、それぞれの経歴・専門分野で、資格を1つの「肩書き」として活動しているのが実態のようです

数字で見る中小企業診断士

中小企業診断士試験の直近3ヶ年実績
2012年度2013年度2014年度対前年比
1次試験受験者数(①)17,16816,62716,224-2.4%
合格者数(②)3,519 3,094 3,207+3.7%
合格者率(③)20.5%18.6%19.8%
2次試験受験者数(④)4,894 4,9224,885-0.8%
合格者数(⑤)1,220 9101,185 +30.2%
合格者率(⑥)24.9%18.5%24.3%
Total合格率(⑤÷①)7.1%5.6%7.3%

 
J-Net21の2010年調査で、中小企業診断士の属性や独立の実態が確認できます。

  • 年齢は50歳代が最も多く、40歳代、60歳代と続く。40歳代と50歳代で50%強を占める。
  • 男女比率は、男性97%、女性3%
  • 独立している人は27.6%(2005年度時点)。独立していない人で、将来的に独立意向は30%強
  • 独立する人は、資格取得後3年目以内に独立するケースが40%近くを占める

資格取得のポイント

1次試験が8月、2次試験は記述式10月・口述式12月に、それぞれ年1回行われます。
2次試験合格後、15日間の実務補習を終えると、中小企業診断士として登録することがきます。

1次試験は7科目の「広い試験範囲」、2次試験は「固有の論述形式」への対応が必要です。
2次論述試験が最大の難関で、1次試験は一定量の知識習得・学習が必要な点が課題のようです。
取得までの勉強期間は、1年が約30%2年以内が約50%とされています。

「中小企業診断士試験」概要

受験資格年齢・実務経験に関係なく、誰でも受験可能
試験実施日1次試験: 8月初旬の2日間
2次試験(筆記) : 10月下旬の1日間
2次試験(口術) : 12月下旬の1日間
試験内容【1次試験】(マークシート式、試験時間①②⑤⑥各60分・③④⑦各90分)
 ①経済学・経済政策
 ②財務・会計
 ③企業経営理論
 ④運営管理(オペレーション・マネジメント)
 ⑤経営法務
 ⑥経営情報システム
 ⑦中小企業経営・中小企業政策

【2次試験(筆記)】(記述式、試験時間各80分×4)
 ①中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰ(組織・人事)
 ②中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅱ(マーケティング・流通)
 ③中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅲ(生産・技術)
 ④中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅳ(財務・会計)

【2次試験(口述)】(約4問、面接時間15分程度)
 中小企業の診断及び助言に関する能力に関するもの。
 面接官3人との面談(3対1)で、2次試験(記述試験)の4事例に関して、
 記述試験とは別の問いに対しての分析・提案を求められる。

※1次試験の合格基準は、総点数の60%以上、かつ1科目でも40%未満のないこと
※1次試験は科目別合格も可能で、全科目を3年以内に7科目に合格すればよい
※2次試験の合格基準は総点数の60%以上かつ1科目でも40%未満がなく、
 口述試験における評点が60%以上であること
※2次試験合格後に、診断士資格を取得するための実務補習が15日間実施される。

 

「中小企業診断士」資格の通信/通学講座

スクール名種別コース名期間費用特徴
ゼミネットゼミネット通信中小企業診断士
総合12ヶ月コース
半年~1年
(270時間)
52,000円~国内唯一の総合資格ネットスクール。7名の実力派講師による、臨場感あふれるライブ感覚講義が特徴
クレアールクレアール通信1次2次
ストレート合格コース
【Aコース】
半年~1年
(全312回)
276時間
226,500円~「最短学習」「非常識合格法」をキャッチフレーズにしたオールインワンのWeb通信講座
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通学
1次・2次
プレミアム合格コース
【通信】 DVD
半年~1年
(全128回)
252,000円~演習量を重視したカリキュラムが強み。Web、通学、DVDから選択可能。2次合格お祝い金30,000円
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通信
1・2次ストレート
本科生
半年~1年
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285,000円~平成25年のTAC本科生合格者数は236名!ポイントをおさえた独自のオリジナル教材が評判