統計検定の資格

統計検定 民間資格
統計質保証推進協会 統計検定 統計検定は、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。高等教育および初等中等教育において統計教育を重視する傾向が強まる中で、統計教育の成果を評価する仕組みとして、中高生・大学生・社会人を対象に、日本統計学会を中心に2011年より開始されました。1級大学院水準、2級大学水準、2級・3級初等・中等教育水準のほか、国際的に評価が確立している英国Royal Statistical Societyの試験を、RSS/JSS試験として共同実施しています。ビッグデータなど統計学問に関する社会的な関心が高まる中、統計に関する全国統一試験として受験者数が増えている注目の資格です。
人気度ランク3 難易度ランク3 専門性ランク4 独立向きランク2
年間受験者数 4,895人 *註1 所要勉強時間
(目安)
年間合格者数 3,781人 *註1 資格登録者総数 7,116人 *註2
合格率 77.2% *註1 平均年収
(目安)
*註1)2013年度実績(RSS/JSS試験を除く)、註2)2011年第1回からの合格者数累計(RSS/JSS試験を除く)

こんな方にオススメの資格

  • 統計に関する能力判定・証明のため、統計に関する資格取得を目指す方

「統計検定」資格に関する需要

データに基づいて客観的に判断し、科学的に問題を解決する能力は、仕事や研究をするための
21世紀型スキルとして国際社会で広く認められています。

アメリカをはじめとした先進諸外国では統計の知識・技能が社会に広く普及する一方で、日本は同一民族であることも起因してか、他国と比較して、統計はビジネスをはじめとして社会的な重要性・認知が低い状況にありました。学校教育でも独立した「統計学」分野が存在せず、統計学研究者は数理科学、情報学、経済学などに分散していました。

人口減・少子化社会、ニーズの多様化、グローバルな競争激化、IT化などの社会環境の変化の中で、ビッグデータなどを利用した統計分析手法に対する社会的な関心が急速に高まっています。

統計検定は、統計に関する全国統一の資格として、統計教育の現場に加えて、統計・データリテラシーを証明するものとして、ITスキルと同様に今後社会人からの需要が高まっていくと予想されます。

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数字で見る統計検定

統計検定の直近3ヶ年実績
2011年度2012年度2013年度対前年比
1級受験者数
-
228402+76.3%
合格者数
-
158227+43.7%
合格率
-
69.3%56.5%
2級受験者数3961,079 2,087 +93.4%
合格者数3468401,510 +79.8%
合格率87.4%77.8%72.4%
3級受験者数2267711,445 +87.4%
合格者数1976581,217 +85.0%
合格率87.2%85.3%84.2%
4級受験者数2770243+247.1%
合格者数2362195+214.5%
合格率85.2%88.6%80.2%
統計調査士受験者数302326462+41.7%
合格者数286302403+33.4%
合格率94.7%92.6%87.2%
専門
統計調査士
受験者数271218256+17.4%
合格者数258205229+11.7%
合格率95.2%94.0%89.5%
合計受験者数1,222 2,692 4,895 +81.8%
合格者数1,110 2,225 3,781 +69.9%
合格率90.8%82.7%77.2%

資格取得のポイント

日本統計学会認定の公式問題集や過去問が市販されており、公式テキストを中心に
級別に必要な統計知識・技能の習得が必要です。
統計検定HPに級別の出題範囲の詳細が記載されているので、学習範囲を確認しましょう。

なお、各級の概要が以下のように示されています。
 1級      統計学(大学専門分野)
 2級      統計学基礎(大学基礎科目)
 3級      データの分析
 4級      資料の活用
 統計調査士   公的統計に関する基本的知識と利活用
 専門統計調査士 調査全般に関わる高度な専門的知識と利活用手法
 RSS/JSS     英国王立統計学会(Royal Statistical Society)との共同認定

「統計検定試験」概要

受験資格特になし
試験実施日1級・統計調査士・専門統計調査士  年1回(11月)
2級・3級・4級          年2回(6月、11月)
試験内容【1級】(論述式、試験時間120分)
 ①統計数理
  確率と確率変数、種々の確率分布、統計的推測(推定)、統計的推測(検定)、
  データ解析法の考え方と各種分析手法
 ②統計応用
  ・共通項目(研究の種類、標本調査法、実験計画法、重回帰分析、各種多変量解析法)
  ・人文科学分野(文学、心理、教育、社会、地理、言語、体育、人間科学)
  ・社会科学分野(経済、経営、社会、政治)
  ・理工学分野(数学、物理、化学、地学、工学、環境)
  ・医薬生物学分野(医学、歯学、薬学、疫学、公衆衛生、看護学、生物学、農林水産学)
 ※①統計数理は出題される5問から3問を選択
 ※②統計応用は、人文科学・社会科学・理工学・医薬生物学の4分野から
  申込時点で1分野を選択。各分野5問出題され、受験時に3問を選択

【2級】(マークシート5肢選択式、約30~40問、試験時間90分)
 ①データソース、②データの分布、③1変数データ、④2変数データ、⑤データの活用、
 ⑥推測のためのデータ収集法、⑦確率モデルの導入、⑧推測、⑨線形モデル、
 ⑩統計ソフトウェアの活用

【3級】(マークシート多肢選択式、約20問、試験時間60分)
 ①データの種類、②標本調査、③実験調査、④統計グラフ、⑤データの収集、
 ⑥データの代表値、⑦データのちらばり、⑧確率、⑨時系列データ

【4級】(マークシート多肢選択式、約15問、試験時間60分)
 ①データの種類、②統計グラフ、③時系列データ、④データの収集、
 ⑤クロス集計表(2次元の度数分布表)、⑥確率の基礎

【統計調査士】(マークシート5肢選択式、30問、試験時間60分)
 ①統計の基礎
  統計の役割、統計法規
 ②統計調査の実務
  統計と統計調査の基本的知識、統計調査員の 役割・業務
 ③公的統計の見方と利用

【専門統計調査士】(マークシート5肢選択式、約50問、試験時間90分)
 ①調査の企画・運営、調査の実施と指導
  調査企画、調査票作成、標本設計、データの整理、調査手法(全体)、
  調査手法(訪問調査)、調査手法(郵送調査)、調査手法(電話調査)、
  調査手法(電子調査)、調査手法(装置設置型調査)<視聴率調査・スキャン調査>、
  調査手法(定点調査・パネル調査)
 ②データ利活用の手法