介護事務管理士の資格

介護事務管理士 民間資格
技能認定振興協会 介護事務管理士技能認定試験 介護事務は、介護保護施設で介護に関する費用の請求やケアマネージャーの業務サポートなどを行います。介護事務管理士は、2000年日本初の介護事務者の資格試験としてスタートし、介護報酬請求に関する知識とスキルを判定する資格で、技能認定振興協会によって認定されます。介護福祉業界で必要なスキルを習得できるため、未経験者の方からも注目を集めている資格です。
人気度ランク4 難易度ランク3 専門性ランク3 稼げる資格ランク2
年間受験者数 約10,000人 *註1 所要勉強時間
(目安)
4ヶ月
年間合格者数 資格登録者総数
合格率 約55%-65% *註1 平均年収
(目安)
*註1)過去実績より2018年度予測値

こんな方にオススメの資格

  • 介護・福祉業界で働いている方・働きたい方
  • 子育て後にキャリアアップしたい方

「介護事務管理士」資格に関する需要

厚生労働省の発表では、2025年に65歳以上高齢者が日本の全人口の1/3を占めるとされており、
世界でも他に例のない高齢化が進展しています。

介護保険制度は2000年から開始されましたが、制度見直しが5年に1回、報酬見直しが3年に1回
実施されており、今後も需要の拡大に合わせた制度の拡充が見込まれています。

超高齢化社会で介護サービスの利用者も年々増加する中で、介護施設を支える介護事務の仕事に
対するニーズも、今後ますます増加するのは間違いありません。

 

仕事のやりがい

  • 要介護者の生活支援する仕事自体に、大きなやりがいを感じる
  • おじいさん、おばあさんの笑顔に触れられたり、「ありがとう」の言葉をいただける時

 

数字で見る介護事務管理士

介護事務管理士技能認定試験に関する情報は、2019年時点で非公開となっています。
(JSMA技能技能振興協会)

資格取得のポイント

介護事務管理士の試験では、介護費用請求の専門知識・技能が問われます。
試験当日は参考資料の持ち込みが可能なため、専門知識の丸暗記ではなく理解に努め、
介護請求の算定の技能は実際に手を動かして習得する必要があります。

多くの方が、通信講座などで仕事などをしながら効率的に勉強・資格取得を目指しています。

「介護事務管理士技能認定試験」概要

受験資格特になし
試験実施日年6回
(1月・3月・5月・7月・9月・11月)
試験内容【学科試験】(マークシート択一式、10問)
 ①法規
  介護保険制度、介護報酬の請求についての知識
 ②介護請求事務
  介護給付費単位数の算定、介護給付費明細書の作成、介護用語についての知識

【実技試験】
 ①介護給付費明細書の点検1枚
 ②介護給付費明細書の作成3枚(居宅サービス、施設サービス)

※試験時間は、学科試験・実技試験を合わせて120分。どちらか1種目のみの受験不可
※合格基準は、学科試験と実技試験の両方が満点の70%以上
※実技試験、学科試験共に、テキスト・ノート等の資料および計算機の持ち込み可