Web制作関連の資格を比較!

Webデザイン・Web制作関連の3つの資格「ウェブデザイン技能検定」「ウェブデザイナー検定」「Webクリエイター能力認定試験」について、各項目で違いを見てみました。

資格名称ウェブデザイン技能検定Webデザイナー検定Webクリエイター
能力認定試験
資格概要
/試験目的
ウェブにかかわる全ての人のための国家資格。「Web標準」など世界標準規格に基づいた、Web制作の正しい知識や技能などの実務能力を証明コンセプトから運用まで『Web制作』全般の知識習得を評価する検定Webページ制作のためのXHTMLファイルのコーディング能力、および基本的なデザイン能力を有し、Webサイト構築のためのクリエイター能力を認定
運営団体
(特非)インターネットスキル認定普及協会
(公財)CG-ARTS協会
(株)サーティファイ
資格種類
国家資格
民間資格
民間資格
資格/試験
グレード
1級・2級・3級
エキスパート
スタンダード
エキスパート
スタンダード
資格
保有者数
未公表
未公表
未公表
年受験者数
・合格率
1級 49人・18.4%
2級 672人・37.9%
3級 2,687人・59.8%
*2018年度実績
エキスパート 538人・41.4%
スタンダード 1,244人・61.3%
*2018年度実績
88.4%
*2017年度実績
所要時間
(目安)
2級 70~150時間
3級 10~ 30時間
*実務経験により変動
-
エキスパート 38時間
スタンダード 24時間
*実務経験により変動
資格コース
目安費用
2級  3万円
3級 15万円
-
7万円
資格維持費
-
-
-
試験
実施頻度
1級 学科12月、実技3月
2級 10月・12月・2月 
3級 6月・10月・12月・2月
7月・11月

(試験時間エキスパート80分・ベーシック60分、ともにマークシート式で問題数10問)
随時
(全国主要都市の試験会場毎に
設定された日程)
開始年度
2007年
2005年
2005年
メリット・特徴Web業界初の国家資格
1級合格者には、厚生労働大臣から合格証が発行される
デザイン総合誌「MdN」公認
ACPA(NPO実務能力認定機構)認定
W3Cの世界標準に対応した初めての試験。WebクリエイターやWebデザイナーの基礎となるベーシックスキルを証明
出題範囲2級
【学科】
・インターネット概論
・WWW法務
・ウェブデザイン技術
・ウェブ標準
・ウェブビジュアルデザイン
など10分類
【実技】
ウェブサイト構築
ウェブサイトデザイン
ウェブサイト運用管理
【エキスパート】
1.Webデザインへのアプローチ
2.コンセプトメイキング
3.情報の構造
4.インターフェースとナビゲーション
5.動きと音の効果
6.Webサイトを実現する技術
7.Webサイトのテストと運用
8.知的財産権
・Webデザインの基礎知識
・Webページ制作の前提知識
・Webページ制作の基本知識
・Webサイトの運用/保守/管理
詳細リンク
ウェブデザイン検定
ウェブデザイナー検定
Webクリエイター能力認定試験

 

Webデザイン関連の3資格を比較すると、「ウェブデザイン技能検定」が受験者数・人気面で頭1つ抜けています

「ウェブデザイン技能検定」はWebデザインで唯一の国家資格であること、知識評価に加え1級はWeb制作実技も含む資格・検定である点が大きな違いとして挙げられます。

政府発表の2018年賃金構造基本統計調査で、デザイナー(企業規模10人以上に所属)の労働時間・年収などが確認できます。

  • デザイナーの平均年齢は36.1歳、平均勤続年数8.1年
  • デザイナーの月平均労働時間179時間(超過労働7時間含む)、平均年収415.7万円(年間賞与他含む)

デザイナーとしての就職・転職、デザイナーとしてのキャリアアップを考えていらっしゃる方は、目的に合わせてスキルアップの手段として資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。