データベーススペシャリスト ![]() |
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データベーススペシャリスト試験は、データベースに関する専門性を認定する国家試験です。最重要資産であるデータベース構築の中心的役割として、設計能力や技術知識を適用し、高品質ななデータベースの企画・設計・運用を行うための知識・実践能力を判定します。情報処理技術者試験のなかで、高度情報処理技術者試験に位置づけられる国家資格です。 |
人気度![]() ![]() ![]() ![]() |
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年間受験者数 | 11,116人 *註1 | 所要勉強時間 (目安) |
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年間合格者数 | 1,548人 *註1 | 資格登録者総数 | 30,095人 *註2 |
合格率 | 13.9% *註1 | 平均年収 (目安) |
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註1)2018年度試験実績
註2)1969年度旧制度からの合格者累計数
註2)1969年度旧制度からの合格者累計数
こんな方にオススメの資格
- データベース構築のスペシャリストを目指す方
- データベース管理責任者、データ管理者(DA)の方
「データベーススペシャリスト」資格に関する需要
企業内のさまざまな領域の業務におけるIT化の進展、そしてインターネット・スマートフォンの普及により、企業内に蓄積されるデータ量も膨大になっています。
ビッグデータを分析して、戦略的マーケティングに活かす動きも活発化しています。
そのような環境の中、データベースに要求される機能要件もますます高度化しています。
企業においてデータ・データベースは最重要資産の1つであり、データベース関する高い専門性を持った人材が今後ますます必要とされるのは間違いないでしょう。
数字で見るデータベーススペシャリスト
データベーススペシャリスト試験の直近3ヶ年受験者数・合格率
2016年 | 2017年 | 2018年 | 対前年比 | |
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受験者数 | 9,238 | 11,775 | 11,116 | -5.6% |
合格者数 | 1,620 | 1,709 | 1,548 | -9.4% |
合格率 | 17.5% | 14.5% | 13.9% |
情報処理推進機構の2018年度試験実績では、合格者の内訳は以下のようになっています。
- 業務内容は、プログラム開発、システム設計、プロジェクト管理、システム運用・管理、システム化戦略・企画・計画の順
- 勤務先は、ソフトウェア業、情報処理・提供サービス業、製造業、サービス業、運輸・通信業、金融・保険業・不動産業の順
- 経験年数は、2年以上4年未満、4年以上6年未満、6年以上8年未満の順
資格取得のポイント
高度情報処理技術者試験の中では合格者の業務経験年数が若い点が特徴ですが、合格率は10%強の難易度の高い資格です。
データベースは、システムの中でも特に業務と密接に関わる部分です。
実務上ではORACLE・SQLServer・MySQLなど製品特有の知識も重要ですが、試験では業務分析やデータベース設計などのシステム開発上流工程の知識・技能も重視されます。
過去問で出題傾向を把握し、必要な専門用語をおさえながら、基礎的知識やデータモデルなど基礎的な概念や汎用的な設計スキルに重きをおいた試験学習が必要です。
過去問や市販のテキストで試験対策をされる方が多いようです。
「データベーススペシャリスト試験」概要
受験資格 | 特になし |
試験実施日 | 年1回(4月) |
試験内容 | 【午前の試験】(四肢択一式、試験時間50分・40分、30問・25問) ①コンピュータ構成要素、②システム構成要素、③データベース、④セキュリティ、 ⑤システム開発技術、⑥ソフトウェア開発管理技術 高度試験共通知識問題 (過去2年以内に応用情報技術者試験に合格した試験科目者等は免除) 【午後の試験】(記述式、試験時間90分・120分、3問中2問解答・2問中1問解答) ①データベースシステムの企画・要件定義開発に関すること ②データベースシステムの運用・保守に関すること ③データベース技術に関すること |