ネットワークスペシャリスト ![]() |
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ネットワークスペシャリスト試験は、情報通信ネットワークに関する専門性を認定する国家試験です。ネットワーク基盤構築の中心的役割として、ネットワーク技術を適用し、最適な情報システム基盤の企画・設計・運用を行うための知識・実践能力を判定します。情報処理技術者試験のなかで、高度情報処理技術者試験に位置づけられる国家資格です。 |
人気度![]() ![]() ![]() ![]() |
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年間受験者数 | 12,322人 *註1 | 所要勉強時間 (目安) |
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年間合格者数 | 1,893人 *註1 | 資格登録者総数 | 53,471人 *註2 |
合格率 | 15.4% *註1 | 平均年収 (目安) |
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註1)2018年度試験実績
註2)1969年度旧制度からの2018年迄の合格者累計数
註2)1969年度旧制度からの2018年迄の合格者累計数
こんな方にオススメの資格
- ネットワーク基盤構築のスペシャリストを目指す方
- 情報通信ネットワークの技術や仕組みに、強い興味のある方
「ネットワークスペシャリスト」資格に関する需要
ネットワークは情報システムの基盤でり、インターネットやスマートフォンの登場によりマルチメディアへの展開が急速に進んでおり、情報通信ネットワークに要求される機能要件もますます高度化しています。
専門性の高いIT関連の職種においても、ネットワーク基盤は最も専門性の高い技術の1つであり、情報通信ネットワークに関する高い専門性を持った人材が今後ますます必要とされるのは間違いないでしょう。
数字で見るネットワークスペシャリスト
ネットワークスペシャリスト試験の直近3ヶ年受験者数・合格率
2016年 | 2017年 | 2018年 | 対前年比 | |
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受験者数 | 11,946 | 12,780 | 12,322 | -3.6% |
合格者数 | 1,840 | 1,736 | 1,893 | +9.0% |
合格率 | 15.4% | 13.6% | 15.4% |
情報処理推進機構の2018年度試験実績では、合格者の内訳は以下のようになっています。
- 業務内容は、ネットワーク技術支援、システム設計、プログラム開発、システム運用・管理、プロジェクト管理の順
- 勤務先は、情報処理・提供サービス業、ソフトウェア業、製造業、運輸・通信業、コンピュータ・周辺機器の製造・販売の順
- 経験年数は、24年以上、10年以上12年未満、16年以上18年未満の順
資格取得のポイント
高度情報処理技術者試験に位置づけられており、合格率が10%台の資格です。
情報ネットワークは非常に専門性の高い知識が要求されます。
システム基盤構築・運用などの実務経験がある方でも、出題される知識を網羅的に習得しておく
必要があります。試験対策テキストを使って試験学習し、聞きなれない専門用語をおさえます。
午後の事例解析の記述試験の難易度が高いため、過去問や模擬試験等で別途対策が必要です。
「ネットワークスペシャリスト試験」概要
受験資格 | 特になし |
試験実施日 | 年1回(10月) |
試験内容 | 【午前の試験】(四肢択一式、試験時間50分・40分、30問・25問) ①コンピュータ構成要素、②システム構成要素、③ネットワーク、④セキュリティ、 ⑤システム開発技術 および、高度試験共通知識問題 (過去2年以内に応用情報技術者試験に合格した試験科目者等は免除) 【午後の試験】(記述式、試験時間90分・120分、3問中2問解答・2問中1問解答) ①ネットワークシステムの企画・要件定義開発に関すること ②ネットワークシステムの運用・保守に関すること ③ネットワーク技術・関連法規・標準に関すること ④ネットワークサービス活用に関すること |