ビジネス実務法務検定 ![]() |
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ビジネス実務法務検定は、ビジネスに不可欠のコンプライアンス・法令遵守能力の基礎となる実践的な法律知識を体系的かつ効率的に身につけることを目的とした東京商工会議所主催の資格です。企業活動の主要分野を多くカバーしているので、あらゆる職種・業種で必要とされる法律知識を習得できます。 |
人気度![]() ![]() ![]() ![]() |
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年間受験者数 | 34,046人 *註1 | 所要勉強時間 (目安) |
2級/3級 : 30~50時間 |
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年間合格者数 | 21,533人 *註1 | 資格登録者総数 | – |
合格率 | 63.2% *註1 | 平均年収 (目安) |
– |
*註1)2018年度試験実績(1級・2級・3級の合計値)
こんな方にオススメの資格
- 会社間の交渉や契約の仕事に関わるビジネスパーソンの方
- 法務部門・コンプライアンス部門などの管理系の職種の方
需要・チャンス
アメリカにおいては、上場企業に対するコンプライアンス強化の要請は年々強まっています。
企業のグローバル化が進む中で、日本でも金融機関や大企業を中心に今後コンプライアンスや内部統制は確実に強化されていく流れにあります。
ビジネス実務法務検定は法律関連資格の入門的資格ですが、この資格を持つことでビジネスシーンにおける法律の知識や法令順守の姿勢の証明になります。
コンプライアンス・内部統制を重視する会社にいらっしゃる方や、内部統制のプロジェクトに従事される方はまず取得しておくべき資格だと思います。
数字で見るビジネス実務法務検定
ビジネス実務法務検定の直近3ヶ年受験者数・合格率
2016年 | 2017年 | 2018年 | 対前年比 | ||
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1級 | 受験者数 | 583 | 486 | 509 | +4.7% |
合格者数 | 67 | 53 | 56 | +5.7% | |
合格率 | 11.5% | 10.9% | 11.0% | ||
2級 | 受験者数 | 18,800 | 15,504 | 13,729 | -11.4% |
合格者数 | 5,056 | 6,125 | 5,766 | -5.9% | |
合格率 | 26.9% | 39.5% | 42.0% | ||
3級 | 受験者数 | 20,774 | 21,164 | 19,808 | -6.4% |
合格者数 | 14,109 | 14,607 | 15,711 | +7.6% | |
合格率 | 67.9% | 69.0% | 79.3% | ||
Total | 受験者数 | 40,157 | 37,154 | 34,046 | -8.4% |
合格者数 | 19,232 | 20,785 | 21,533 | +3.6% | |
合格率 | 47.9% | 55.9% | 63.2% |
東京商工会議所の2017年試験実績公表結果によると、
- 受験者の業種内訳を見ると、製造業、金融保険業、サービス業、建設業、運輸・通信業の方の資格取得ニーズが強い
資格取得のポイント
1級・2級・3級ともに試験範囲が膨大であるため、出題される各法律のポイントをおさえながら、暗記を中心とした勉強の時間を確保する必要があります。
また1級はすべて論述問題であるため、論述試験対策にも一定の時間をかけて行う必要があります。
「ビジネス実務法務検定試験」概要
受験資格 | 特になし |
試験実施日 | 2級・3級 年2回(6月・12月) 1級 年1回(12月) |
試験内容 | 【1級】(論述問題) ■共通問題 民法商法を中心に全業種に共通して発生する法律実務問題 ■選択問題 特定の業種に関連する一定の法律、事例による実務対応能力 (取引上のトラブルを処理、取引関係に立たない第三者とのトラブルを処理、法務関係の上司や弁護士などの専門家に法的トラブルの顧末・処理方法を報告ほか) 【2級】(マークシート方式) ①ビジネス法務の実務 ②取引を行う主体 ③会社取引の法務 ④会社財産の管理・活用と法律 ⑤債権の管理と回収 ⑥企業活動に関する法規制 ⑦会社と従業員の関係 ⑧紛争の解決方法 ⑨国際法務(渉外法務) 【3級】(マークシート方式) ①ビジネス実務法務の法体系 ②取引を行う主体 ③法人取引の法務 ④法人財産の管理と法律 ⑤債権の管理と回収 ⑥企業活動に関する法規制 ⑦法人と従業員の関係 ⑧ビジネスに関連する家族法 |
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