フードコーディネーター ![]() |
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フードコーディネーターは、食の分野が細分化される中、食材選びから演出まで食に関する幅広い知識を持つ専門家として、複合的にコーディネートする仕事です。大きく「食の開発」「食の演出」「食の運営」のテーマでフードビジネス全般に関わります。1級~3級の習得レベルを、日本フードコーディネーター協会から認定される人気の資格です。 |
人気度![]() ![]() ![]() ![]() |
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年間受験者数 | – | 所要勉強時間 (目安) |
– |
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年間合格者数 | – | 資格登録者総数 | 1級 約80人 2級 約1,680人 3級 約28,300人 *註2 |
合格率 | 1級(3科目計) 38.25% *註1 2級(3科目計) 50.76% *註1 |
平均年収 (目安) |
- |
*註1)2017年1次・2次全分野合格率合算(協会公表データより)、*註2)2018年3月時点
こんな方にオススメの資格
- 食分野のコーディネイトのプロとして活躍したい方
- 食分野のプロデュースの仕事に興味のある方
「フードコーディネーター」資格に関する需要
フードコーディネーターは、食品メーカー・商社・外食企業や、料理研究究家などのアシスタントなどを経てフリーで仕事をしている方など、多方面で活躍しています。
社会の健康志向や食の安全、食生活の多様化という流れの中で、食の商品開発だけでなく、レストランプロデュース・食のイベント・メディアなど様々な分野で、食材選びから演出まで食に関する幅広い知識を持つフードコーディネーターの活躍できるフィールドは更に広がっています。
仕事のやりがい
- テレビや雑誌などメディアで取り上げる料理のメニュー企画、食材仕込み、セッティング、撮影演出を担当するほか、レストランや飲食店の店舗設計やメニュー開発、フードイベントプロデュースやフード専門の執筆などの仕事もあります。
- 自らが関わった「美味しい・美しい」新商品で、人に喜びや感動を与えられることに非常にやりがいを感じる。
数字で見るフードコーディネーター
日本フードコーディネーター協会の発表によると、
- 全国約80の協会認定校で履修すると、資格認定試験免除で3級認定登録される。
- 1級・2級の2017年度の合格率は、以下のとおり
【1級】
- 1次試験
レストランプロデュース 40.0%、商品開発 50.0%、
イベントメディア 54.5%、3分野合計 50.0% - 2次試験
レストランプロデュース 66.7%、商品開発 62.5%、
イベントメディア 1000%、3分野合計 76.5%
【2級】- 1次試験 80.26%
- 2次試験
レストランプロデュース 65.50%、商品開発 62.04%、
イベントメディア 60.61%、3分野合計 61.45%
- 1次試験
資格取得のポイント
フードコーディネーター養成スクール・認定校で3級を取得した後、フードコーディネーターのアシスタントや、食関連の出版社、食品メーカーや外食企業で働いたりして経験を積み、プレゼンテーションや面接で審査される1級資格の取得に至るケースが一般的のようです。
資格取得後も独占業務はないため、継続的な仕事獲得のためには、人脈・経験・実践が大事で、フリーランスで仕事をする場合は、仕事が自動的に来るレベルになるまでは、レシピコンテストへの応募、自らの企画の雑誌社への持ち込み、など「売り込み」の努力が不可欠です。
1級・2級・3級の習得レベルとして、日本フードコーディネーター協会は次のように定義しています。
- 【1級認定】
フード業界でプロとして活動できる実践的な知識と技術を有する。
各分野のスペシャリストとの共同作業の中で、問題と解決法を見出し、的確な方向性を示す能力を有する - 【2級認定】
フードコーディネーターのアシスタントレベル。
「レストランプロデュース」「商品開発」「食の生産・流通・消費」「ホスピタリティ&ライフサポート」「イベント・メディア」など、フードビジネスに関わる専門知識と企画力を有する - 【3級認定】
フードコーディネーターとしての入門レベル。
フードコーディネーターが携えるべき「食」4分野、「文化」「科学」「デザイン・アート」「経済・経営」の幅広い知識を有する
「フードコーディネーター資格認定試験」概要
受験資格 | なし |
試験実施日 | 【2級認定試験】 1次試験(マークシート式): 2~3月の日曜日 2次資格認定講座: 8月 【1級認定試験】 1次試験(書類審査): 9月末締切 2次試験(面接・プレゼンテーション): 2~3月 |
試験内容 | 【2級認定試験】 1次試験(マークシート方式、試験時間各科目40分) ①レストランプデュース ②商品開発 ③食の生産・流通・商品 ④ホスピタリティ&ライフサポート ⑤イベント・メディア 2次資格認定講座(以下3分野より1つを選択、儒号後に企画書お改題提出) ■レストランプロデュース ■商品開発 ■イベント・メディア ※分野別に資格認定 |