下水道管理技術認定・下水道技術検定 ![]() |
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下水道管理技術認定・下水道技術検定は、下水道の計画設計・設置・改築工事・維持管理などを行う技術者の認定資格です。下水道管理技術認定は下水道官路施設の維持管理をする技術者の技術向上、下水道技術検定は有資格者の早期確保を目的としています。下水道法に基づき日本下水道事業団下水道で従事する技術者を認定する公的資格です。 |
人気度![]() ![]() ![]() ![]() |
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年間受験者数 | 7,664人 *註1 | 所要勉強時間 (目安) |
1ヶ月~3ヶ月 |
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年間合格者数 | 2,131人 *註1 | 資格登録者総数 | 72,682人 *註2 |
合格率 | 27.8% *註1 | 平均年収 (目安) |
– |
*註1)2014年度実績、註2)2012年までの技術検定/管理技術認定の合格者累計(日本下水道事業団公式HP)
こんな方にオススメの資格
- 建設業界や下水道管会社にお勤めの方
- 建築関係の国会資格を複数取得して、技術の幅を広げたい方
- 下水道工事のスペシャリストを目指す方
「下水道管理技術認定・下水道技術検定」資格に関する需要
下水道管会社が地方自治体から委託を受ける際に、下水道管理技術認定の有資格者を配置して
登録することが必要と規定されています。
日常生活に欠かせないインフラである「水道」であり、下水道管理のスペシャリストとして
自治体水道局から定期的に発注も見込める、安定した需要のある資格といえるでしょう。
仕事のやりがい
- 設備工事は幅広い施工技術が必要で、専門家としての成長を実感できる点
数字で見る下水道管理技術認定・下水道技術検定
下水道管理技術認定・下水道技術検定試験の直近3ヶ年実績
2012年度 | 2013年度 | 2014年度 | 対前年比 | ||
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第1種技術検定 | 受験者数 | 109 | 92 | 86 | -6.5% |
合格者数 | 17 | 17 | 13 | -23.5% | |
合格率 | 15.6% | 18.5% | 15.1% | ||
第2種技術検定 | 受験者数 | 761 | 715 | 774 | +8.3% |
合格者数 | 149 | 155 | 182 | +17.4% | |
合格率 | 19.6% | 21.7% | 23.5% | ||
第3種技術検定 | 受験者数 | 4,803 | 5,365 | 5,033 | -6.2% |
合格者数 | 941 | 1,751 | 1,244 | -29.0% | |
合格率 | 19.6% | 32.6% | 24.7% | ||
管理技術認定 | 受験者数 | 1,722 | 1,825 | 1,771 | -3.0% |
合格者数 | 614 | 657 | 692 | +5.3% | |
合格率 | 35.7% | 36.0% | 39.1% |
資格取得のポイント
下水道管理技術認定は「工場排水」「維持管理」「安全管理」「法規」の4科目で、多肢選択式の
試験です。過去問で出題傾向を把握し、市販テキスト等で専門知識の理解・習得しましょう。
「下水道管理技術認定・下水道技術検定試験」概要
受験資格 | 特になし |
試験実施日 | 年1回(11月) |
試験内容 | 下水道管理技術認定試験(試験時間135分) 対象:管路施設の維持管理を適切に行うために必要とされる技術 ①工場排水 工場および事業場からの排水ならびに排水が下水道に与える影響に関する一般的な知識 ②維持管理 管路施設の維持管理その他の管理に必要な知識 ③安全管理 管路施設の安全管理に関する一般的な知識 ④法規 下水道関連法規に関する一般的な知識 下水道技術検定 【第1種技術検定】 対象:水道の計画設計を行うために必要とされる技術 ①下水道計画、②下水道設計、③施工管理法、④下水処理、⑤法規 【第2種技術検定】 対象:下水道の実施計画および工事の監督管理を行うために必要とされる技術 ①下水道設計、②施工管理法、③下水処理、④法規 【第3種技術検定】 対象:下水道(処理施設、ポンプ施設)の維持管理を行うために必要とされる技術 ①下水処理、②工場排水、③運転管理、④安全管理、⑤法規 |