宅地建物取引士(宅建)資格のリアル~難易度・メリット・試験対策~

宅地建物取引士 国家資格
不動産適正取引推進機構 宅地建物取引士 宅地建物取引士は、宅地建物の不動産取引を遂行する専門家です。宅地建物取引業者(不動産会社)の相手方に対し、宅地建物の売買・交換・貸借の契約が成立するまでの間に、重要事項の説明を行う業務が独占的に認められています。宅地建物取引業者の5人に1人以上の割合で有資格者をおく設置義務があり、不動産取引を行う会社でメジャーな国家資格です。
人気度ランク5 難易度ランク3 専門性ランク4 稼げる資格ランク4
年間受験者数 213,993人 *註1 所要勉強時間
(目安)
200~300時間
年間合格者数 33,360人 *註1 資格登録者総数 1,026,864人 *註2
合格率 17.5% *註1 平均年収
(目安)
500万~750万円
*註1)2018年度試験実績
註2)不動産適正取引推進機構の登録者数調べ(2017年末時点)

こんな方にオススメの資格

  • 不動産関連の業界で、独占業務のある国家資格を取得したい方
  • 不動産関連で独立開業を目指す方
  • 不動産金融業界、建設業界にお勤めの方
  • 不動産を取り扱う金融業界、ビル・店舗の建設に不動産取引が絡む建設業界にお勤めの方
  • チェーン店舗展開する業界・会社で、店舗開発を担当される方

「宅地建物取引士」資格のメリット・将来性

不動産業は、全産業の売上高の約2%、法人数の約11%を占めています。

宅地建物取引士は、宅地建物取引業者(不動産会社)の相手方に対し、宅地建物の売買・交換・貸借の契約が成立するまでの間に、重要事項の説明を行う業務が独占的に認められています。

同時に宅地建物取引業者の5人に1人以上の割合で有資格者をおく設置義務があります。

今後発生する人口減少・地方過疎化などに伴う「空き家問題」でも、不動産取引の専門家として宅建取引士が有望な役割を果たすことが期待されます。

資格者個人としても、宅建資格は、不動産業界だけでなく、銀行・信託銀行などの金融業界・建築業界など不動産に関連する会社など幅広い業界でニーズが強く、すそ野が幅広い資格で、転職・就職に有利です。
宅建資格は、不動産の基礎知識が網羅されており、実務にも大変役立つとされています。

現在の宅建資格の懸念点としては、有資格者が100万人を超えている点です。
しかし、あなたの親類・周りでも宅建の資格を持っている人が1人はいると思いますが、有効に活用できていない人も少なくないと思います。資格取得者自身で、宅建資格を有効に活用したキャリア形成が大事です。



 

数字で見る宅地建物取引士

宅地建物取引士資格試験(宅建)の直近3ヶ年受験者数・合格率
 2016年度2017年度2018年度対前年比
受験者数198,463209,354213,993 +2.2%
合格者数30,58932,644 33,360 +2.2%
合格率15.4%15.6%15.6%

 
不動産適正取引推進機構の2018年度試験結果データで、合格者の概要を確認できます。

  • 平均年齢は34.9歳、最高年齢80歳、最年少年齢16歳
  • 合格者の男女比率は、男性65.5%、女性34.5%
  • 職業別構成比は、不動産業36.8%、学生11.0%、建設関係9.8%、金融関係9.5%の順

また、政府発表の2018年賃金構造基本統計調査で、不動産取引業(10人以上の企業規模)の勤務状況・年収などが確認できます。

  • 不動産取引業の平均年齢は40.1歳、平均勤続年数9.6年
  • 不動産取引業の月平均労働時間176時間(超過労働10時間含む)、平均年収570.1万円(年間賞与他含む)
  • 不動産取引業[男性]の平均年齢は41.2歳、平均勤続年数10.5年
  • 不動産取引業[男性]の月平均労働時間179時間(超過労働10時間含む)、平均年収648.8万円(年間賞与他含む)
  • 不動産取引業[女性]の平均年齢は37.9歳、平均勤続年数7.7年
  • 不動産取引業[女性]の月平均労働時間172時間(超過労働9時間含む)、平均年収408.1万円(年間賞与他含む)

「宅地建物取引士」資格取得のポイント

宅建資格試験は、法律関連の「暗記科目」であるため、建物取引に関連する膨大な法令・制度をインプット・暗記する必要があります。

資格学習で苦労するポイントとして、「時間を確保すること」「民法などの法律用語・概念の理解」「事例問題での法律独特な言い回しの理解・対応」などがあげられます。

一方で、試験問題の7-8割は「過去出題の焼き直し」です。

年1回の試験であり、幅広い法律試験範囲・独自の問題形式の試験を、効率的な資格学習でクリアするため、多くの方が通信講座・スクールなどを活用しています。

「宅地建物取引士資格試験」(宅建)試験概要

受験資格誰でも受験できる
申込期間郵送:7月上旬~下旬、ネット:7月上旬~中旬
試験実施日年1回(10月第3日曜日)
合格発表12月上旬
試験内容【学科】(四肢択一式・マークシート方式、50問、試験時間120分)
①土地の形質、地積、地目、種別、および建物の形質、構造、および種別に関する知識
②土地および建物についての権利および権利の変動に関する法令知識
③土地および建物についての法令上の制限に関する知識
④宅地および建物についての税に関する法令知識
⑤宅地および建物の需給に関する法令、および実務知識
⑥宅地および建物の価格の評定に関する知識
⑦宅地建物取引業法、および同法の関係法令に関する知識

※出題の根拠となる法令は、受験年度4月1日現在施行されているもの
※合格ラインは50問中36問以上の正解
※宅地建物取引業を営もうとする場合、資格試験合格の後に、国土交通大臣又は都道府県知事の免許を受ける必要がある。
有効期間5年更新
■法定講習の受講が必要

 

宅地建物取引士(宅建)と相乗効果が見込める資格

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2018年合格率71.4%(全国平均15.6%)です。

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