工業英語能力検定(工業英検) ![]() |
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工業英語能力検定(工業英検)は、科学技術や商品の規格・仕様など、工業技術英語に特化してその技能を評価する資格です。文部科学省後援の公的資格で、1級から4級の5段階に分かれています。経済のグローバル化が進む中、海外との技術コミュニケーションに必須の資格として、化学技術・商品開発に関わる技術者や研究者などの専門家や理系の学生が受験者の中心です。 |
人気度![]() ![]() ![]() ![]() |
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年間受験者数 | 6,392人 *註1 | 所要勉強時間 (目安) |
- |
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年間合格者数 | - | 資格登録者総数 | - |
合格率 | 1級10% 2級25%-35% 準2級35%-45% 3級45-55% 4級55-65% |
平均年収 (目安) |
- |
*註1)2017年度
こんな方にオススメの資格
- 化学技術・商品開発に関わる技術者や研究者の方
- 英語の技術文書を読んだり、書いたりする機会のある方
「工業英語能力検定(工業英検)」資格に関する需要
工業技術や工業製品の文書では、性能、取扱方法等を正確に表現することが必要です。
海外との技術情報の交流や輸出入の拡大、日本企業の海外進出が進む中で、産業界や学界での
国際間のコミュ二ケーションに、工業英語はますます必須のものとなっています。
工業技術英語の正しい理解と活用が、国際人としての活躍の場を一層拡大するでしょう。
数字で見る工業英語能力検定(工業英検)
工業英語能力検定(工業英検)テストの直近3ヶ年受験者数・合格率
2015年 | 2016年 | 2017年 | 対前年比 | ||
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1級 | 受験者数 | 310 | 276 | - | -11.0% |
2級 | 受験者数 | 495 | 478 | - | -3.4% |
準2級 | 受験者数 | 627 | 595 | - | -5.1% |
Total | 受験者数 | 7,258 | 6,909 | 6,392 | -7.5% |
資格取得のポイント
英文和訳、和文英訳のリーディング・ライティングが中心で(1級は面接リスニング試験あり)、
専門文書のリーディング・ライティングなどを継続的に行う必要があります。
専門的でニッチな資格ですが、市販テキストも増えてきており、これらを使って独学が可能です。
なお、各級の対象は以下のように示されています。
【1級】工業英語の専門家としての実務能力がある者
【2級】実務経験を標準とし、工業英語全般の知識がある者
【準2級】大学専門課程・大学院、高専上級学年専攻科の工業英語全般の基礎知識がある者
【3級】大学専門課程、高専上級学年、専修-専門各種学校在学程度の工業英語の応用知識がある者
【4級】高専英語、工業高等学校程度の工業英語の基礎知識がある者
「工業英語能力検定試験(工業英検)」概要
受験資格 | 特になし |
試験実施日 | 1級 年2回(5月/6月、11月/12月) 2級・3級・4級 年4回(5月・7月・11月・1月) 準2級 年2回(7月、1月) |
試験内容 | 1級 【筆記試験(1次)】(試験時間120分) ①英文和訳、②和文英訳、③修辞 【面接試験(2次)】 リス二ングテスト 2級 (記述式、試験時間100分) 【筆記試験】 ①英文和訳、②和文英訳、①修辞 準2級 (記述式50%・マーク式50%、試験時間80分) 【筆記試験】 ①英文和訳、②和文英訳(短文)、③修辞 3級 (マークシート式、試験時間70分) 【筆記試験】 ①英文和訳、②和文英訳(短文) 、③適語補充、④単語問題 4級(マークシート式、試験時間60分) 【筆記試験】 ①英文和訳(短文)、②適語補充、③単語問題 ※1級・2級は辞書または辞典を2冊まで持ち込み可 ※1級は1次合格者のみ、2次試験を実施 (2次が不合格の場合、次回に限り1次を免除) |