建設業経理士・建築業経理事務士 ![]() |
|||
---|---|---|---|
![]() |
建設業経理検定は、主に建設業の経理部門に従事している人を対象にした、建設業経理に関する知識や処理能力の向上を目的とした試験です。1・2級は建設業経理士、3・4級は建設業経理事務士の資格を得られます。 |
人気度![]() ![]() ![]() ![]() |
|||
年間受験者数 | 30,564人 *註1 | 所要勉強時間 (目安) |
2級・3級:3~6ヶ月 |
---|---|---|---|
年間合格者数 | 12,071人 *註1 | 資格登録者総数 | 814,322人 *註2 |
合格率 | 39.5% *註1 | 平均年収 (目安) |
– |
*註1)2018年度実績、註2)累計合格者数(2018年11月時点)
こんな方にオススメの資格
- 建設会社の経理部門・管理部門でお仕事をされている方
- 建設会社の経理部門・管理部門に就職・転職を希望する方
「建設業経理士/建築業経理事務士」資格に関する需要
簿記は日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにするもので、
お金はすべての企業にかかわり、対象は業種を問わず無限で、普遍的なスキルとされています。
一方で、建設業は工事期間の完成までに時間がかかり、ほかの業種と異なる勘定科目を使用する
ことも多く、会計・経理も特殊とされています。事業計画や再生計画策定などの際も、建設業の
帳簿を読み解く特殊なスキルが必要とされます。
建設業経理士/建築業経理事務士は、建設業の経理に精通した専門家として、
建設会社からの需要は今後ますます高まるでしょう。
数字で見る建設業経理検定
建設業経理検定 の直近3ヶ年受験者数・合格率
2017年 | 2018年 | 対前年比 | ||
---|---|---|---|---|
1級財務諸表 | 受験者数 | 3,338 | 3,270 | -2.0% |
合格者数 | 1,077 | 891 | -17.3% | |
合格率 | 32.3% | 27.2% | ||
1級財務分析 | 受験者数 | 2,423 | 2,436 | +0.5% |
合格者数 | 1,115 | 664 | -40.4% | |
合格率 | 46.0% | 27.3% | ||
1級原価計算 | 受験者数 | 3,935 | 3,592 | -8.7% |
合格者数 | 1,049 | 974 | -7.1% | |
合格率 | 26.7% | 27.1% | ||
2級 | 受験者数 | 16,812 | 16,593 | -1.3% |
合格者数 | 5,987 | 6,550 | +9.4% | |
合格率 | 35.6% | 39.5% | ||
3級 | 受験者数 | 4,167 | 4,221 | +1.3% |
合格者数 | 2,707 | 2,646 | -2.3% | |
合格率 | 65.0% | 62.7% | ||
4級 | 受験者数 | 474 | 452 | -4.6% |
合格者数 | 363 | 346 | -4.7% | |
合格率 | 76.6% | 76.5% | ||
全体 | 受験者数 | 31,149 | 30,564 | -1.9% |
合格者数 | 12,298 | 12,071 | -1.8% | |
合格率 | 40.5% | 39.5% |
資格取得のポイント
他の簿記検定同様に、実際に電卓を使っての計算が必要で、時間を確保して実際の演習
を一定量こなして身に着ける必要があります。
特に建設業経理における勘定科目の特殊な処理方法に留意して、スキルを習得しましょう。
「建設業経理検定」概要
受験資格 | 特になし |
試験実施日 | 1級・2級 年2回(9月、3月) 3級・4級 年1回(3月) |
試験内容 | 【1級】 ①財務諸表(5題、試験時間90分) ②財務分析(5題、試験時間90分) ③原価計算(5題、試験時間90分) 上級の建設業簿記、建築業原価計算及び会計学を修得し、会社法その他 会計に関する法規をよく理解しており、建設業の財務諸表作成および それに基づく経営分析が行える 【2級】(5題、試験時間120分) 実践的な建設業簿記、基礎的な建設業原価計算を修得し、決算等に 関する実務を行える 【3級】(5題、試験時間120分) 基礎的な建設業簿記の原理および記帳および初歩的な建設業原価計算を 理解しており、決算等に関する初歩的な実務を行える 【4級】(4題、試験時間90分) 初歩的な建設業簿記を理解している ※1級は3科目の科目合格制 ※3級・4級は、試験合格、または講習と試験を組み合わせた特別研修の選択が可能 |