情報セキュリティスペシャリスト ![]() |
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情報セキュリティスペシャリスト試験は、情報セキュリティに関する専門性を認定する国家試験です。情報セキュリティ技術を適用して、信頼性・安全性の高い情報システムを企画・要件定義・開発・運用・保守するための知識・実践能力を判定します。情報処理技術者試験のなかで、高度情報処理技術者試験に位置づけられる国家資格です |
人気度![]() ![]() ![]() ![]() |
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年間受験者数 | 30,636人 *註1 | 所要勉強時間 (目安) |
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年間合格者数 | 5,414人 *註1 | 資格登録者総数 | 84,904人 *註2 |
合格率 | 17.7% *註1 | 平均年収 (目安) |
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註1)2018年度試験実績
註2)1969年度旧制度からの2018年迄の合格者累計数
註2)1969年度旧制度からの2018年迄の合格者累計数
こんな方にオススメの資格
- 情報セキュリティや個人情報関連の業務やプロジェクトに携わる方
- ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーとしてスキルアップを目指す方
「情報セキュリティスペシャリスト」資格に関する需要
インターネットやスマートフォンの存在によって急速な情報化が進む一方で、不正なアクセスによる機密情報の流出・個人情報情報の漏洩などの深刻な被害が発生する危険も増しています。2005年には個人情報保護法も施行され、企業や組織の情報管理に対する責任は重くなる一方です。
急速な情報化や技術革新が進む中で、より情報セキュリティ技術・知識をもった人材へのニーズは高まっています。難易度の高い、情報セキュリティスペシャリスト資格によって、更なるキャリアアップが期待できます。
数字で見る情報セキュリティスペシャリスト
情報セキュリティスペシャリスト試験の直近3ヶ年受験者数・合格率
2016年 | 2017年 | 2018年 | 対前年比 | |
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受験者数 | 40,314 | 33,484 | 30,636 | -8.5% |
合格者数 | 5,992 | 5,589 | 5,414 | -3.1% |
合格率 | 14.9% | 16.7% | 17.7% |
情報処理推進機構の2018年度試験実績では、合格者の内訳は以下のようになっています。
- 業務内容は、システム運用・管理、情報セキュリティ技術支援・管理・運用、プログラム開発、システム設計、プロジェクト管理の順
- 勤務先は、情報処理・提供サービス業、ソフトウェア業、コンピュータ・周辺機器の製造・販売、製造業、金融・保険業・不動産業の順
- 経験年数は、24年以上、10年以上12年未満、20年以上22年未満の順
資格取得のポイント
高度情報処理技術者試験に位置づけられており、合格率が10%台の資格です。
事例を解析して記述する試験形式のため難易度が高く、SEなど実務経験者でも合格が難しいとされています。試験合格のためには、セキュリティの実務経験を積みながら、独自の試験対策が必要です。過去問を中心に、出題範囲と記述試験対策を行うのが有効です。
「情報セキュリティスペシャリスト試験」概要
受験資格 | 特になし |
試験実施日 | 年2回(4月・10月) |
試験内容 | 【午前の試験】(四肢択一式、試験時間50分・40分、30問・20問) ①データベース、②ネットワーク、③セキュリテイ、④システム開発技術、 ⑤ソフトウエア開発管理技術、⑥サービスマネジメント、⑦システム監査 および、高度試験共通知識問題 (過去2年以内に応用情報技術者試験に合格した試験科目者等は免除) 【午後の試験】(記述式、試験時間90分・120分、4問中2問解答・2問中1問解答) ①情報セキュリティシステムの企画・要件定義・開発・運用・保守に関すること ②情報セキュリティの運用に関すること ③情報セキュリティ技術に関すること ④開発の管理に関すること ⑤情報セキュリティ関連の法的要求事項等に関すること |