日商簿記検定 ![]() |
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日商簿記検定は、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする「簿記」に関する技術と知識を認定する資格です。簿記を理解することで、企業の経理業務に必要な会計知識だけではなく、財務諸表を読む力・分析力・経営管理の能力も身につくなど応用範囲が幅広く、数ある簿記資格の中でも抜群の知名度と人気の資格です。 |
人気度![]() ![]() ![]() ![]() |
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年間受験者数 | 407,568人 *註1 | 所要勉強時間 (目安) |
1級:500~600時間 2級:150~200時間 3級: 60~80時間 |
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年間合格者数 | 143,974人 *註1 | 資格登録者総数 | – |
合格率 | 35.3% *註1 | 平均年収 (目安) |
– |
*註1)2018年度試験実績(1級~簿記/原価初級の合計値)
こんな方にオススメの資格
- 経理・財務・経営管理の専門家としてステップアップしたい方
- 会社経営に関わる方・関わりたい方
「日商簿記検定」資格に関する需要
簿記は日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにするもので、お金はすべての企業にかかわるものであるため、対象は業種を問わず無限です。普遍的なスキルで、求人においても「簿記2級以上」の指定をしばし目にします。
同時に、経営環境の変化のスピードが速まっており、経営・マネジメント側面からも、会社状況を数字で適宜的確する判断するツールとしての簿記を学ぶ重要性が増しています。
会社の経営状況を数字でとらえる簿記は、経理だけでなく、今後一層広くビジネスパーソンに重要性が増していくのは間違いありません。
仕事のやりがい
- 会社の状況を数字でとらえて、数字を踏まえた改善提案ができる点
- 経営数字の専門家として、汎用的かつ手に職の仕事である点
数字で見る日商簿記検定
日商簿記検定の直近3ヶ年受験者数・合格率
2016年 | 2017年 | 2018年 | 対前年比 | ||
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1級 | 受験者数 | 16,208 | 15,389 | 15,089 | -1.9% |
合格者数 | 1,629 | 1,113 | 1,687 | +51.6% | |
合格率 | 10.1% | 7.2% | 11.2% | ||
2級 | 受験者数 | 161,132 | 140,217 | 137,644 | -1.8% |
合格者数 | 34,087 | 45,345 | 19,537 | -56.9% | |
合格率 | 21.2% | 32.3% | 14.2% | ||
3級 | 受験者数 | 259,158 | 247,440 | 248,555 | +0.5% |
合格者数 | 109,552 | 114,994 | 118,375 | +2.9% | |
合格率 | 42.3% | 46.5% | 47.6% | ||
簿記初級 | 受験者数 | 1,583 | 4,167 | 4,182 | +0.4% |
合格者数 | 622 | 2,243 | 2,421 | +7.9% | |
合格率 | 39.3% | 53.8% | 57.9% | ||
原価初級 | 受験者数 | - | - | 2,098 | |
合格者数 | - | - | 1,954 | ||
合格率 | - | - | 93.1% | ||
Total | 受験者数 | 438,081 | 407,213 | 407,568 | +0.1% |
合格者数 | 145,890 | 163,695 | 143,974 | -12.0% | |
合格率 | 33.3% | 40.2% | 35.3% |
資格取得のポイント
簿記の場合、決算処理や連結会計といった特殊な処理の知識インプットに加え、電卓を使って実際に計算する必要があります。
目標とする級の目安時間を確保し、実際の演習を一定量こなして身に着けることが重要です。
「日商簿記検定試験」概要
受験資格 | 誰でも受験できる |
試験実施日 | 1級 6月・11月 2・3級 2月・6月・11月 簿記初級・原価計算書級 随時 |
試験内容 | 【1級】商業簿記、工業簿記、原価計算、会計学(制限時間180分) ■大学程度の商業簿記、工業簿記、原価計算、会計学を習得し、財務諸表規則や企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができる 【2級】 商業簿記、工業簿記(制限時間120分) ■小売企業・サービス企業・メーカーにおける経理担当者および経理事務員として必要な、高校程度の商業簿記および工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得している。 ■財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できる。 【3級】商業簿記(制限時間120分) ■商店、中小企業の経理・財務担当として必須の基本知識が身についている。 ■経理関連書類の読み取りができ、取引先企業の経営状況を数字から理解できる。 ■基礎的な商業簿記、原理、記帳、決算などに関する初歩的実務を理解している 【簿記初級】商業簿記(制限時間40分) ■簿記の基本用語や複式簿記の仕組みを理解し、業務に利活用できる 【原価計算初級】原価計算(制限時間40分) ■原価計算の基本用語や原価と利益の関係を分析・理解し、業務に利活用できる ※合格基準は各級とも100点満点で70点以上 (加えて、l級は1科目ごとの得点が40%以上であること) |
「日商簿記検定」資格の通信講座・通学講座
スクール名 | 種別 | コース名 | 期間 | 費用 | 特徴 |
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![]() | 通信 | 日商簿記2級講座 | 55時間 6ヶ月 | 25,100円~ | 国内唯一の総合資格ネットスクール。オリジナル電子黒板講義を使い、35年の実績を誇る名講師がが担当する講義 |
![]() | 通信 | 簿記2級講座 | 6ヶ月 | 59,000円~ | 30年以上の開講実績。ポイントをおさえたメインテキストに、実践力を鍛える本試験対策トレーニング付き |
![]() | 通信 | 簿記検定2級講座 | 4ヶ月 | 64,800円~ | 図解やイラストを多用し、身近な例を使って楽しくわかりやすい講義が特徴 |
![]() | 通信 | 日商簿記1級 パーフェクトパック (Web) | 全85回 76.5時間 | 120,000円~ | 業界屈指のオリジナルテキストと、Web上で4名の講師の講義を視聴できる講師フレックス制が特徴 |