日商PC検定 ![]() |
|||
---|---|---|---|
![]() |
日商PC検定は、ビジネス文書の作成能力、業務データの処理分析能力、プレゼンテーション資料の作成能力に関するITリテラシーを評価します。企業実務におけるパソコンの効率的・効果的に利用できる人材育成を目的として、商工会議所が運営する公的資格です。ビジネス文書の作成、業務データの処理分析、プレゼンテーション資料作成それぞれ1級・2級・3級・Basicの4段階で認定します。 |
人気度![]() ![]() ![]() ![]() |
|||
年間受験者数 | 33,795人 *註1 | 所要勉強時間 (目安) |
– |
---|---|---|---|
年間合格者数 | 26,629人 *註1 | 資格登録者総数 | – |
合格率 | 78.8% *註1 | 平均年収 (目安) |
– |
*註1)2017年度試験実績
こんな方にオススメの資格
- ビジネスシーンで求められる実践的なITリテラシー・「現場力」を証明したい方
- ビジネス文書の作成、業務データの処理分析、プレゼンテーション資料作成など、特定の業務・テーマのスキルを向上させたい方
「日商PC検定」資格に関する需要
インターネットの普及・情報化社会が進展する一方で、断片的知識を持っているだけでは価値がなくなりつつあり、現実の状況に応じて知識や技能を発揮する能力、ITを活用した問題力が強く求められています。
ビジネスパーソンにとって、パソコンをいかに効率的・効果的に利用して作業をするかということは非常に重要で、ビジネス文書の作成、業務データの処理分析、プレゼンテーション資料作成といった頻度の高いビジネス実務のスキルを高める資格として、今後も資格に対する安定した需要が見込まれます。
数字で見る日商PC検定
日商PC検定試験の直近3ヶ年受験者数・合格率
2016年 | 2017年 | 対前年比 | ||
---|---|---|---|---|
1級 | 受験者数 | 78 | 51 | -34.6% |
合格者数 | 26 | 17 | -34.6% | |
合格率 | 33.3% | 33.3% | ||
2級 | 受験者数 | 6,296 | 6,464 | +2.7% |
合格者数 | 4,029 | 4,394 | +9.1% | |
合格率 | 64.0% | 68.0% | ||
3級 | 受験者数 | 20,110 | 20,091 | -0.1% |
合格者数 | 16,100 | 16,312 | +1.3% | |
合格率 | 80.1% | 81.2% | ||
基礎級 Basic | 受験者数 | 5,156 | 7,189 | +39.4% |
合格者数 | 4,361 | 5,906 | +35.4% | |
合格率 | 84.6% | 82.2% | ||
Total | 受験者数 | 31,640 | 33,795 | +6.8% |
合格者数 | 24,516 | 26,629 | +8.6% | |
合格率 | 77.5% | 78.8% |
資格取得のポイント
公式テキストが出版されており、テキストを使って実際にパソコンで操作しながら独学できます。
なお、各級のレベルは以下のように示されいます。
1級 企業実務に必要とされる実践的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、ネット社会の
ビジネススタイルを踏まえ、企業責任者(企業責任者を補佐する者)として、経営判断や
意思決定を行う(助言する)過程で利活用することができる。
2級 企業実務に必要とされる実践的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、部門責任者
(部門責任者を補佐する者)として、業務の効率・円滑化、業績向上を図るうえで利活用
することができる。
3級 企業実務に必要とされる基本的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、自己の業務に
利活用することができる。
Basic 基本的なワープロソフトや表計算ソフトの操作スキルを有し、企業実務に対応することが
できる。
「日商PC検定試験」概要
受験資格 | 特になし |
試験実施日 | 1級 年2回(10月、2月) 2級・3級・Basic 随時 |
試験内容 | 【文書作成1級】(知識試験30分、実技試験60分) 必要な情報を入手し、説得力のある文書-資料などを作成できる 【文書作成2級】(知識試験40分、実技試験15分) 与えられた情報を整理・分析し、参考となる文書を選択利用して、 状況に応じた適切なビジネス文書資料などを作成できる 【文書作成3級】(知識試験40分、実技試験15分) 指示に従い、ビジネス文書の雛形、既存文書を用いて、正確・迅速にビジネス文書を 作成できる 【データ活用1級】(知識試験30分、実技試験15分) 自ら課題やテーマを設定しデータベスを駆使して分析し、説得力のある業務報告・ レポートなどを作成し、今後の戦略・方針を立案できる 【データ活用2級】(知識試験30分、実技試験60分) 表計算ソフトを用い、業務に最適なデタベースを作成し、適切な方法で分析、 表やグラフを駆使し業務報告・レポートなどを作成できる 【データ活用3級】(知識試験40分、実技試験15分) 表計算ソフトを用い正確-迅速に業務データベースを作成し、集計、分類、計算、 グラフ作成などができる 【文書作成・データ活用Basic】(実技試験30分) 基本的な操作スキルを有し、企業実務に対応できる 【プレゼン資料作成1級】(知識試験30分、実技試験60分) 与えられた情報を整理分析するとともに、必要に応じて情報を検索・入手し、 明快で説得力のあるブレゼン資料を作成できる 【プレゼン資料作成2級】(知識試験40分、実技試験15分) 与えられた情報を整理・分析し、図解技術、レイアウト技術などを用いて 適切でわかりやすいブレゼン資料を作成できる 【プレゼン資料作成3級】(知識試験40分、実技試験15分) 既存の資料などを用いてブレゼン資料を作成できる ※合格基準は、知識試験・実技試験の両方が70点以上であること |