社会福祉士 ![]() |
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社会福祉士は、高齢者・身体障害者・生活保護世帯などの福祉に関する相談に応じ、ニーズに応じたサービスや施設の提示や指導、自立に向けた継続的な助言・援助などを行います。専門的な知識と相談技術で、福祉社会を支えるスペシャリストとして、高い評価を得ている注目の国家資格です。 |
人気度![]() ![]() ![]() ![]() |
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年間受験者数 | 43,937人 *註1 | 所要勉強時間 (目安) |
7ヶ月 |
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年間合格者数 | 13,288人 *註1 | 資格登録者総数 | 226,497人 *註2 |
合格率 | 30.2% *註1 | 平均年収 (目安) |
350万円~500万円 |
*註1)2018年度実績、*註2)2019年1月時点の登録者数
こんな方にオススメの資格
- 福祉相談・支援のスペシャリストとして活躍されたい方
- 長く社会に貢献できるやりがいのある専門職を希望される方
「社会福祉士」資格に関する需要
厚生労働省の発表では、2025年に65歳以上高齢者が日本の全人口の1/3を占めるとされており、世界でも他に例のない高齢化が進展しています。
超高齢化社会の日本で、社会福祉士は福祉相談・支援のスペシャリストとして、行政機関、保険医療機関、シルバービジネスの民間企業、教育機関、社会福祉協議会、社会福祉施設など活躍の場が広く、現在でも有資格者が不足している状況です。
社会福祉士の需要・求人は、高齢化が進展する中で、更に高まるでしょう。
仕事のやりがい
- 社会的貢献度が高い仕事をしていると日々実感できること
- お年寄りや障害者の方を親身になって支援することで、喜んでもらえる・感謝してもらえる点
数字で見る社会福祉士
社会福祉士国家試験の直近3ヶ年受験者数・合格率
2016年 | 2017年 | 2018年 | 対前年比 | |
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受験者数 | 44,764 | 45,849 | 43,937 | -4.2% |
合格者数 | 11,735 | 11,828 | 13,288 | +12.3% |
合格率 | 26.2% | 25.8% | 30.2% |
2018年試験結果データで、合格者の内訳を確認できます。
- 合格者の年齢は、~30歳(47.6%)、31-40歳(20.2%)、41-50歳(18.2%)の順
- 合格者の男女比は、男性35.0%、女性65.0%
また、政府発表の2018年賃金構造基本統計調査で、社会保険・社会福祉・介護事業(10人以上の企業規模)の労働時間・年収などが確認できます。
- 社会保険・社会福祉・介護事業の平均年齢は43.0歳、平均勤続年数8.1年
- 社会保険・社会福祉・介護事業の月平均労働時間170時間(超過労働5時間含む)、平均年収367.4万円(年間賞与他含む)
- 社会保険・社会福祉・介護事業[男性]の平均年齢は41.4歳、平均勤続年数8.1年
- 社会保険・社会福祉・介護事業[男性]の月平均労働時間170時間(超過労働5時間含む)、平均年収406.4万円(年間賞与他含む)
- 社会保険・社会福祉・介護事業[女性]の平均年齢は43.7歳、平均勤続年数8.1年
- 社会保険・社会福祉・介護事業[女性]の月平均労働時間169時間(超過労働4時間含む)、平均年収350.5万円(年間賞与他含む)
資格取得のポイント
社会福祉士の試験は、共通科目と専門科目を合わせて19科目あり、幅広い試験範囲から出題されるのが特徴です。
幅広い試験範囲に対して、いかに定期的に時間を取って効率的に学習・対策するかが最大のポイントです。
「社会福祉士国家試験」概要
受験資格 | ①4年制大学等で指定科目を修めて卒業した方(試験実施年度に卒業見込みの方を含む) ②2年制(または3年制)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(または1年以上)相談援助の業務に従事した方 ③社会福祉士短期養成施設<6月以上>を卒業・修了した方(卒業・修了見込みの方を含む) ④社会福祉士一般養成施設<1年以上>を卒業・修了した方(卒業・修了見込みの方を含む) |
申込期間 | 9月上旬~10月上旬 |
試験実施日 | 年1回(2月上旬) |
試験内容 | 【共通科目】(試験時間135分/83問、マークシート五肢択一式) ①人体の構造と機能及び疾病 ②心理学理論と心理的支援 ③社会理論と社会システム ④現代社会と福祉 ⑤地域福祉の理論と方法 ⑥福祉行財政と福祉計画 ⑦社会保障 ⑧障害者に対する支援と障害者自立支援制度 ⑨低所得者に対する支援と生活保護制度 ⑩保健医療サービス ⑪権利擁護と成年後見制度 【専門科目】(試験時間105分/67問、マークシート式五肢択一式) ⑫社会調査の基礎 ⑬相談援助の基盤と専門職 ⑭相談援助の理論と方法 ⑮福祉サービスの組織と経営 ⑯高齢者に対する支援と介護保険制度 ⑰児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度 ⑱就労支援サービス ⑲更生保護制度 ※精神保健福祉士が社会福祉士試験を受験する場合、申請により、上記科目のうち①~⑪が免除される ※合格ラインは60%程度で、試験難易度に応じた補正あり |
有効期間 | なし(更新不要) |
「社会福祉士」資格の通信講座・通学講座
スクール名 | 種別 | コース名 | 期間 | 費用 | 特徴 |
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![]() | 通信 | 社会福祉士 合格指導講座 | 7ヶ月 | 59,000円~ | ポイントを凝縮したわかりやすいテキストに加えて、3年分の過去問、ドリル、年表と用語集など副教材も充実したコース |