管工事施工管理技士の資格

管工事施工管理技士 国家資格
全国建設研修センター 管工事施工管理技士 管工事施工管理技士は、建設工事の大きな比重を占める配管工事と設備工事を受けもつ技術者です。空調・冷暖房等の設備から給排水・ガス・下水道の配管まで幅広い管工事において、施工計画を作成し、工程管理・品質管理・安全管理などの業務を行います。1級・2級に分かれ、1級資格者は中高層建築物などの監理技術者に従事できます。空調設備などの施工・管理には必須の国家資格です。
人気度ランク4 難易度ランク3 専門性ランク4 独立向きランク5
年間受験者数 30,310人 *註1 所要勉強時間
(目安)
1級 : 9ヶ月~12ヶ月
年間合格者数 9,548人 *註1 資格登録者総数 101,883人 *註2
合格率 31.5% *註1 平均年収
(目安)
*註1)2018年度実績(1級・2級の合計値)、*註2)1級の監理技術者資格者登録数(2019年1月時点)

こんな方にオススメの資格

  • 中高層建築物工事のスペシャリストを目指す方
  • 建設関連で独立開業を目指す方

「管工事施工管理技士」資格に関する需要

建設業法で、建設業の営業所や工事現場に管工事施工管理技士を置くことが定められています。
2級は一般建築業の専任技術者や工事現場の主任技術者になることが可能で、加えて1級は特定建設業の
専任技術者や工事現場の監理技術者になることも認められています。

建設工事の大きな比重を占める配管工事と設備工事を受けもつ技術者として、建設業法でも設置が
義務付けれれており、中高層建築物の配管工事や空調設備や施工管理などを中心に、今後も
管工事施工管理技士に対する需要は安定しているといえるでしょう。

 

仕事のやりがい

  • 建設現場において、責任の大きなやりがいのある仕事を任されること
  • 長期に渡る建設工事において、様々な難題をクリアして完成までたどりつく醍醐味がある点
  • 長く後世に残る建設物に深く関わることができる点

数字で見る管工事施工管理技士

管工事施工管理技術検定の直近3ヶ年試験結果
  2016年2017年2018年対前年比
1級学科受験者数(①)16,57817,13216,473-3.8%
合格者数(②)8,1307,5795,471-27.8%
合格率(②÷①)49.0%44.2%33.2%
1級実地受験者数(③)11,57010,1587,608-25.1%
合格者数(④)7,0546,4214,011-37.5%
合格率(④÷③)61.0%63.2%52.7%
1級全体合格率(④÷①)42.6%37.5%24.3%
2級学科受験者数(⑤)12,88612,98213,837+6.6%
合格者数(⑥)8,5287,6708,011+4.4%
合格率(⑥÷⑤)66.2%59.1%57.9%
2級実地受験者数(⑦)13,77514,44913,694-5.2%
合格者数(⑧)6,1365,9035,537-6.2%
合格率(⑧÷⑦)44.5%40.9%40.4%
2級全体合格率(⑧÷⑤)47.6%45.5%40.0%
Total受験者数(①+⑤)29,464 30,114 30,310 +0.7%
合格者数(④+⑧)13,190 12,324 9,548 -22.5%
合格率44.8%40.9%31.5%

 
全国建築研修センターの2014年試験結果発表で、合格者属性が確認できます。

  • 1級合格者の年齢は、35-39歳(22.2%)40-44歳(20.4%)30-34歳(19.0%)の順
  • 1級合格者の男女比は、男性96.1%、女性3.9%
  • 2級合格者の年齢は、35-39歳(20.0%)30-34歳(19.5%)25-29歳(19.1%)の順
  • 2級合格者の男女比は、男性94.5%、女性5.5%

資格取得のポイント

1級の試験は難易度が高いため、先に2級にチャレンジ・資格取得した上で、
上位の1級を目指す方が圧倒的多数を占めています。

受験資格でも一定の実務経験が定められており、工事経験を記述する問題など実務的な経験も
重視される一方、機械工学の知識・工程管理のチャート問題や計算問題など合格のための
相応の対策が必要になります。

試験傾向の把握や効率的な学習のために、多くの方が資格スクールや講習会を利用しています。

「管工事施工管理技術検定試験」概要

受験資格1級
 ①大学卒業後3年以上の実務経験(指定学科以外は4年6ヶ月以上)
 ②短大・高専卒業後5年以上の実務経験(指定学科以外は7年6ヶ月以上)
 ③高校卒業後10年以上の実務経験(指定学科以外は11年6ヶ月以上)
 ④2級に合格後5年以上の実務経験者、
  または2級合格者で1年以上の専任の主任技術者経験を含む3年以上の実務経験者
 ⑤職業能力開発促進法による「1級の配管」の技能検定合格者で10年以上の実務経験 ほか

2級
 ①大学卒業後1年以上の実務経験(指定学科以外は1年6ヶ月以上)
 ②短大、高専卒業後2年以上の実務経験(指定学科以外は3年以上)
 ③高校卒業後3年以上の実務経験(指定学科以外は4年6ヶ月以上)
 ④そのほかの者8年以上の実務経験
 ⑤職業能力開発促進法による「配管」の技能検定合格者で4年以上の実務経験者
試験実施日1級 年1回(学科9月、実地12月)
2級 年1回(学科・実地とも12月)
試験内容1級・2級
【学科試験】(択一式)
 ①機械工学等
 ②施工管理法
 ③法規
 
【実地試験】(記述式)
 施工管理法

※科目別合格制。合格基準は、学科試験・実地試験それぞれ総得点60%以上