U.S.CMA(米国公認管理会計士) ![]() |
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U.S.CMA(U.S. Certified Management Accountant)は、日本語で「米国公認管理会計士」と呼ばれます。米国ではU.S.CPA(米国公認会計士)と並び二大会計資格の一つに数えられ、資格取得後は主にコンサルティング業務や企業内の会計・財務・企画部門で活かすことができます。「企業の意思決定手段としての会計」の重要性が高まる中、国際的な管理会計能力を持ったプロとして、非常に注目されています。 |
人気度![]() ![]() ![]() ![]() |
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年間受験者数 | - | 所要勉強時間 (目安) |
200~400時間 |
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年間合格者数 | - | 資格登録者総数 | - |
合格率 | - | 平均年収 (目安) |
- |
こんな方にオススメの資格
- グローバルなビジネススキルを身につけたい方
- コンサルタントとして活躍したい方
- 中小企業診断士など現在コンサルタントとして活躍されている方で、グローバル標準のスキルを証明したい方
需要・チャンス
米国IMA(管理会計士協会)が認定するプロフェッショナルの資格で、取得後は経営者の戦略スタッフとして、的確な意思決定や業績評価に必要な経営情報を提供することを役割としています。
企業のニーズに応えられる国際的な管理会計能力を持った人材として、特に米国企業における評価は非常に高いです。今後、日本においてもグローバルなビジネスマンの能力を先取りできるメリットは大きいのではないでしょうか。
実際の仕事状況・やりがい
- 職種が細かく分かれている外資系・米国企業では、経営者の意思決定をサポートする管理会計の専門家としてデータ収集・分析が中心業務のようです。
- 日本企業では、経営財務部門や経営企画部門などの経営管理担当スタッフとして、企業のPDCAサイクルに合わせたデータ収集・分析の業務です。
数字で見るU.S.CMA(米国公認管理会計士)
IMAの2010年調査では、以下の傾向が示されています。
- 男女比率は、男性約65%、女性約35%
- 年齢構成比率は、30歳-39歳・40-49歳がそれぞれ約35%、20-29歳約20%
- 30-49歳では、CPA取得者者よりもCMA取得者の方が給与が高い
資格取得のポイント
管理会計の実務がある方や、英語がわかる方は、CMA試験の問題集やオンライン教育を行っているGleim Publications社のテキストを購入し、独学される方も多いようです。
日本ではTACも資格講座を開設していますので、日本語で効率的・効果的に勉強されたい方やペースメーカーとして資格スクールを活用する方法もありそうです。
毎日試験開催されており、3-9か月の短期間で取得を目指せることが最大の魅力です。
試験概要
受験資格 | 4年制大学卒業の学位が必要。学部は不問。 |
試験実施日 | 祝祭日・月曜日を除き毎日実施 米国と全世界のプロメトリックグループのネットワーク。 日本では東京2ヶ所、大阪1ヶ所、横浜1ヶ所 |
試験内容 | 1.Financial Planning, Performance and Control(財務計画、業績管理と統制) ①Planning, Budgeting and Forecasting:予算の計画、編成(30%) ②Performance Management:業績管理(25%) ③Cost Management:原価管理(25%) ④Internal Controls:内部統制(15%) ⑤Professional Ethics:倫理(5%) 2.Financial Decision Making (財務的意思決定) ①Financial Statement Analysis 財務諸表分析(25%) ②Corporate Finance:企業財務(25%) ③Decision Analysis and Risk Management:意思決定分析とリスク管理(25%) ④Investment Decisions:投資意思決定(20%) ⑤Professional Ethics:倫理(5%) ※コンピュータ試験で、各科目「四肢択一問題100題」+「エッセイ問題2題」 ※2科目で構成され、試験は全て英語で行われ、科目合格制 |