給水装置工事主任技術者 ![]() |
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給水装置工事主任技術者は、各自治体の水道事業者の水道管から一般家庭に給水管を引く給水装置工事に必須の資格です。給水装置工事の技術上の管理・技術指導や、給水装置の材質・構造の確認などを行います。給水装置工事事業者の指定を受けるために、各事業所に1人以上置くことが水道法上で義務づけられている国家資格です。 |
人気度![]() ![]() ![]() ![]() |
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年間受験者数 | 13,434人 *註1 | 所要勉強時間 (目安) |
1ヶ月~3ヶ月 |
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年間合格者数 | 5,066人 *註1 | 資格登録者総数 | 150,513人 *註2 |
合格率 | 37.7% *註1 | 平均年収 (目安) |
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*註1)2018年度実績
註2)1997年~2018年までの合格者累計
註2)1997年~2018年までの合格者累計
こんな方にオススメの資格
- 建築関係の国家資格を複数取得して、技術の幅を広げたい方
- 給水装置工事のスペシャリストを目指す方
「給水装置工事主任技術者」資格に関する需要
給水装置工事主任技術者は、給水装置工事事業者の指定を受け、給水設備工事の現場での管理に必須の資格となっています。
日常生活に欠かせないインフラである「水道」に関する仕事で、自治体水道局から定期的に発注も見込める、安定した需要のある資格といえるでしょう。
仕事のやりがい
- 設備工事は幅広い施工技術が必要で、専門家としての成長を実感できる点
数字で見る給水装置工事主任技術者
給水装置工事主任技術者試験の直近3ヶ年受験者数・合格率
2016年 | 2017年 | 2018年 | 対前年比 | |
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受験者数 | 14,459 | 14,650 | 13,434 | -8.3% |
合格者数 | 4,875 | 6,406 | 5,066 | -20.9% |
合格率 | 33.7% | 43.7% | 37.7% |
政府発表の2018年賃金構造基本統計調査で、給水装置工事主任技術者も分類される設備工事業(10人以上の企業規模)の勤務状況・年収などが確認できます。
- 設備工事業の平均年齢は42.9歳、平均勤続年数14.8年
- 設備工事業の月平均労働時間185時間(超過労働17時間含む)、平均年収562.5万円(年間賞与他含む)
- 設備工事業[男性]の平均年齢は43.2歳、平均勤続年数15.3年
- 設備工事業[男性]の月平均労働時間186時間(超過労働18時間含む)、平均年収586.3万円(年間賞与他含む)
- 設備工事業[女性]の平均年齢は41.0歳、平均勤続年数11.2年
- 設備工事業[女性]の月平均労働時間172時間(超過労働7時間含む)、平均年収394.4万円(年間賞与他含む)
資格取得のポイント
法律や装置などで一定量の暗記が必要になるほか、給水装置計画論では計算問題も出題されます。
過去問を中心に、市販のテキストで知識問題や計算問題の対策を行いましょう。
各種資格スクールが、定期的に2日間講習会も開催しており、都合のつく方は是非利用しましょう。
「給水装置工事主任技術者試験」概要
受験資格 | 特になし |
試験実施日 | 年1回(10月) |
試験内容 | 【学科試験1】(試験時間150分) ①公衆衛生概論 3問 ②水道行政 6問 ③給水装置工事法 10問 ④給水装置の構造及び性能 10問 ⑤給水装置計画論 6問 ⑥給水装置工事事務論 5問 【学科試験2】(試験時間60分) ①給水装置の概要 10問 ②給水装置施工管理法 10問 ※管工事施工管理技士1級又は2級の有資格者は申請により、 「給水装置の概要」「給水装置施工管理法」の科目免除される |