証券アナリスト(CMA)の資格

証券アナリスト(CMA)資格試験 民間資格
日本証券アナリスト協会 証券アナリスト(CMA) 証券アナリストは、株式や債券など金融市場に加えて、産業動向、企業業績など経済全般の幅広い情報を分析し、一般投資家に投資情報や投資アドバイスなどを提供する金融市場のプロフェッショナルです。証券アナリスト(CMA)は、日本証券アナリスト協会の通信教育講座と検定試験により認定される資格で、金融のグローバル化や専門家が進む中、金融に関する高度な知識や分析技術を持つことを証明する資格として人気が高まっています。業界内での知名度も非常に高い資格です。
人気度ランク3 難易度ランク3 専門性ランク5 稼げる資格ランク3
年間受験者数 14,208人 *註1 所要勉強時間
(目安)
9ヶ月
年間合格者数 1,241人 *註1 資格登録者総数 27,413人 *註2
合格率 8.7% *註1 平均年収
(目安)
*註1)2018年度実績、*註2)日本証券アナリスト協会個人会員数(2019年3月時点)

こんな方にオススメの資格

  • 金融のプロとしてキャリアアップを目指す方

「証券アナリスト(CMA)」資格に関する需要

金融のグローバル化が進み、インターネットの普及により個人投資家の金融取引への参加も活発化して、金融市場はますます専門的で複雑な状況になっています。

証券会社、銀行・信託銀行、保険会社など金融業界に加え、一般企業の財務部門でも、金融に
関する高度な知識や分析技術を持つ「金融のプロ」である証券アナリストへの需要は高まっており、今後その傾向はますます強まっていくことでしょう。

 

仕事のやりがい

  • 金融市場の動向を分析するスペシャリストとして、活躍できること

数字で見る証券アナリスト(CMA)

証券アナリスト(CMA)資格試験の直近3ヶ年受験者数・合格率
  2012年度2013年度2014年度対前年比
1次
レベル
受験者数(①)10,48910,29910,981+6.6%
合格者数(②)4,981 5,053 5,435 +7.6%
合格者率(③)47.5%49.1%49.5%
2次
レベル
受験者数(④)2,742 2,536 2,376 -6.3%
合格者数(⑤)1,203 1,168 1,175 +0.6%
合格者率(⑥)43.9%46.1%49.5%
Total合格率(⑤÷①)11.5%11.3%10.7%

資格取得のポイント

日本証券アナリスト協会が実施する第一次レベル・第二次レベルの2つの通信講座を修了し、それぞれの検定試験に合格した上で、実務経験3年以上を有すると認めれれば証券アナリスト(CMA)として入会資格が付与されます。

試験対策は、通信講座のテキストで行います。合格率も10%台と難易度も高めで、
各種の証券アナリスト講座を使って試験対策をすることも有効です。

「証券アナリスト(CMA)資格試験」概要

受験資格特になし
試験実施日1次 年2回(4月・9月または10月)
2次 年1回(6月)
試験内容
(講座内容)
【1次レベル】
 ①証券分析とポートフォリオ・マネジメント
 ②財務分析
 ③経済

【2次レベル】
 ①証券分析とポートフォリオ・マネジメント
 ②コーポレート・ファイナンスと企業分析
 ③市場と経済の分析

※第1次レベル・第2次レベルの各講座を受講すると、試験受験が可能
※第2次レベルは、第1次レベル3科目合格者のみ受講・受験が可能