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IELTS(アイエルツ)は、英語圏への留学や移住に必要な英語習熟度を評価する試験です。世界135ヶ国・3,000以上の教育機関や政府機関等が採用し、オーストラリア・ニュージーランド、カナダは移民の必要条件に採用しています。目的別にジェネラル・トレーニング・モジュールとアカデミック・モジュールの2種類に分かれ、結果は9段階のバンドで評価されます。世界で年間220万人が受験し、日本でも2010年から日本英語検定協会が共同運営し受験者が急増している注目の英語検定試験です。 |
人気度![]() ![]() ![]() ![]() |
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年間受験者数 | – | 所要勉強時間 (目安) |
– |
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年間合格者数 | - | 資格登録者総数 | - |
合格率 | - | 平均年収 (目安) |
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こんな方にオススメの資格
- 海外留学のために、英語習熟度の証明が必要な方
- 英語圏への移住を目指している方
- インタビュー形式のスピーキングテストがある英語検定で、英語習熟度を測定したい方
「IELTS(アイエルツ)」資格に関する需要
独立行政法人日本学生支援機構の調査では、2017年度の日本人の海外留学者数は105,301人(対前年比8,448人増)で、留学者の多い国はアメリカ合衆国(19,527人)、オーストラリア(9,879人)、カナダ(9,440人)の順となっています。
日本では少子化・人口減少が進む一方で、経済のグローバル化、日本における移民受け入れ施策の検討など、日本人も英語を習得し、外国の文化を理解する必要性はますます高まっています。
企業でも英語を公用語にする企業も出てきています。
早期のグローバルな人材育成のため、日本でも更に海外留学に注目が集まると予想され、
海外留学に必須のIELTSに対する需要もさらに高まると予想されます。
数字で見るIELTS
IELTSテストの過去試験結果
2011年度 | 2012年度 | 2013年度 | ||
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IELTS | 受験者数 | 約14,000 | 約19,000 | 約24,000 |
対前年比 | +40.0% | +35.7% | +26.3% |
資格取得のポイント
IELTSは、主に海外留学希望者を対象にした「アカデミック・モジュール」と、学業以外の移住審査希望者などを対象にした「ジェネラル・トレーニング・モジュール」に分かれています。
テスト結果は1.0から9.0のバンドスコアで示され、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの各パートごとの英語力がバンドスコアで示される他に、総合評価としてオーバーオール・バンド・スコアが与えられます。入学・受入条件は機関によって異なるため、まずは必要なスコアを確認する必要があります。
(大学の入学基準は、オーバーオール・バンド・スコア6.0から6.5が一般的です)
海外留学で人気のTOEFLと異なり、IELTSはインタビュー形式のスピーキングテストがあるため、リスニングに加えて、スピーキングなどコミュニケーション力を高めるための対策が必要です。
テキストでの試験対策はもちろん、語学学校やイベント等で外国人と英語でコミュニケーションを取るための場を持つことが重要です。
試験概要
受験資格 | 特になし |
試験実施日 | 毎週開催 ※実施会場(全国15都市)は試験日により異なる |
試験内容 | 【ジェネラル・トレーニング・モジュール】 【アカデミック・モジュール】 ①リスニング (40問、30分) 選択問題、組み合わせ問題、計画・地図・図表の分類、 用紙・メモ・表・フローチャートの穴埋め、要約・文章完成、記述式問題 ②リーディング (長文3題40問、60分) 選択問題、正誤問題、組み合わせ問題、見出し・主題の選択、 文章・要約・メモ・表・フローチャート・図表の穴埋め、記述式問題 ③ライティング (2題、60分) 150字以上、250字以上の記述 ④スピーキング (11-14分) 1対1のインタビュー形式による会話。 自己紹介と日常生活に関する質問、スピーチ、ディスカッション ※ジェネラル・トレーニング・モジュールとアカデミック・モジュールでは、 ①リーディング、③ライティングの内容が異なる。 |